タダだから人気って思っていたんだけど、大きな間違いだった。R25誕生の裏には、綿密な作戦があった。
アイデアの発端はリクルート社内での新規事業コンテスト。インターネットのyahooを例に、活字メディアのペーパーによるポータルサイトが持ち上がった。
創刊にあたって、MI層(20から34歳)にアンケートを実施。調査結果から、朝はギリギリまにおきて出社、夜は午後8時まで勤務。まっすぐ帰宅してパソコンでメールやブログをチェックして、深夜1時ごろ就寝。時間的な余裕がなく、新聞を読みきれず、情報の収拾が不十分。社会情報を取れないことにコンプレックスを感じている人物像浮かび上がった。
彼らは何かと忙しく、仕事のときは仕事の情報、プライベートのときはプライベートの情報しか手に入らない。
「読む時間やシーンを設定しない限り、読んでもらえない」
時間的余裕のある、帰りの電車の中で読んでもらう編集を心がけ、「脳もオンからオフに変わる」と、前半に政治など固めの話題、降版にコンビニ、テレビなど柔らかい話題にした。
事業家への課題のひとつ、読み捨てられることへの広告主の既成概念については「コンビニに寄る直前に読む雑誌」として、広告主の理解を得た。
新しいものをやるには、思いつきだけじゃダメなのね。
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